【考察※ネタバレ注意】チックタック:二人のための物語 プレイ考察

正直謎解きが楽しすぎて全然ストーリーわかってなかった!!!

というわけで、一度クリアしたもののストーリーを楽しみたかったので再度プレイしながら情報を整理しつつ考察できればと。
といっても、既に先人の方々が色々考察しているのでどちらかというと自分の情報を登場人物・時系列を中心に整理できればなと。

あと、考察とは全然関係ないけどチックタック(Tick Tock)を検索しようとするとティックトック(TikTok)ばっかり出てくるのやめて!!(心の声)

ネタバレしかないので、閲覧要注意です!!!!

ネタバレOK!!な方は下にスクロールしてください。

主な登場人物

名前:アマリー・ラブン
生没年:1915~

ラブン家の長女。レアケの姉。天才的な頭脳を持っているがサイコパス。(※個人的な主観です)
妹のレアケが大好きすぎて人としての道を外しているけど気づいてない。他人や動物の命をなんとも思っていない。
大好きな妹のレアケとずっと生きたいと願っている。
レアケが夢中になっている鳥をバカ扱いしている。

名前:レアケ・ラブン
生没年:1917~1937

ラブン家の末娘。姉のアマリーに溺愛されている。
アマリーのやっていることに特に興味はないけどやばい実験をしていそうなことは感じている。人を傷付けることは嫌。
色白のカラス(KOL)とよく遊んでいる。
後姿の写真はハーフアップの長髪。

名前:KOL

珍しい白色のカラス。
レアケに懐いているが、アマリーの実験に巻き込まれて行方不明になってしまう。
本編に特に触れられていないけど、白色のカラスの意味を調べてみると、

白烏:色の白いカラス。ありえないことのたとえ。(引用元:三省堂 大辞林 第三版)

という意味があるので、永遠の時間なんてあり得ない!という物語に対する否定…?

舞台

最初の画面の箱にやアマリーに送る手紙の切手にDENMARK(DANMARK)とあるので、デンマークだと思われる。
小さな村?のようだ。

時系列

第1章:1927年(推定:アマリー12歳、レアケ10歳)

プレイヤー1「これは、私とレアケがかつて生きていた世界の複製を、私が作ってものです。」
プレイヤー2「レアケは1937年に失踪しましたが、すべてが始まったのはその11年前でした。」
という語りから始まっている。

世界の複製??は??やばない??(語彙力が無い)
アマリーの才能をもってすれば、かつての記憶の世界をプレイヤーがたどることが可能なようです。すごい。

1927年3月18日(水曜日)にラブンの時計屋をオープン。オープン時間は3時~9時。午前なのか午後なのか記載がないけど、午前3時にオープンはあり得ないので午後かな?新聞によると様々な時計を購入したり、修理できるそうです。
さらに、「世界でも有名な時計メーカーであるラブン氏」「彼は風変わりな人物」と記載されているので、店主はアマリーとレアケのお父さんのよう?でもお父さんもはや空気ですよね???これは謎。
ただ、長女のアマリーも素晴らしい職人であり発明家でもあるとラジオでは流れていたので、アマリーの才能も有名な話のようです。え、まだ12歳とかそこらだよね??

月末に村の郵便局の工事開始。(何の工事?2章になると井戸が郵便局になるから、そのこと?)
最近森で鳥の死体が地面いっぱいに広がっていたり、農場犬が行方不明になっている。
ラジオで「郵便物を取りに5マイル先まで歩いていくのはやめましょう!」という注意が流れているが、これは行方不明が勃発しているから?

ちなみに、移動中に白色のカラスを見かけるので、おそらくこれはレアケに懐いているという白いカラスのKOLかな?まだ生きている模様。

第2章:1932年(推定:アマリー17歳、レアケ15歳)

プレイヤー1「実験のための動物を見つけるのが困難になってきたけど、簡単に手に入る動物がまだ一匹だけいるわ。」
プレイヤー2「私はレアケのために時計を作っていると伝えたけど、レアケは興味がなさそうだった。あのバカな鳥と遊ぶのに夢中だったから。」
という語りから始まっている。
アマリは最初からKOL(レアケに懐いている白色のカラス)を実験に使う気満々☆本当にレアケ以外の命はどうでもいい模様。

1年書斎にこもって頑張っていたという時計を『最大の発明』といい、レアケに保管をして欲しいとお願いしている。
っていうかこの時点ですでに見つけた時計にヒビ入ってるんですけどー!?※プレイヤー2視点
アマリーは5年後にもっと知識があれば、作業を再開して完成させると宣言している。

実際に時計屋の作業机の壁にクラリッサ・シャーという腕時計職人マスタがアマリーに送った見習いとして選抜されたという旨の通知(なのかな?)が貼っており、そこには「スイスであなたの実験の手助けができることをとても楽しみにしています。」とあるので、ここから5年間スイスでみっちり通知に記載されている『時間抽出の実験』に打ち込むつもりなのかなと思います。

プレイヤー2視点で見つけた時計。すでにガラスにヒビが入っている。
プレイヤー1視点で時計屋の壁に貼られていた。

白いカラスを探してほしいとレアケから鍵を受け取り、時計屋に入ると白いカラスが時計を突っついているのは、何を感じ取っているのか…。まぁすぐに吸い込まれてしまうわけですが。ただ、吸い込まれた時計はヒビがない(プレイヤー1視点)ので、アマリーの持っていた時計に吸い込まれた模様。

第3章:1937年(推定:アマリー23歳、レアケ20歳)

プレイヤー1「動物から時間を抽出することは、思ったよりも簡単だったわ。あとは人間で同じことをやる必要があるわね。」
プレイヤー2「レアケが時計の中に入った人達を傷付けたくないのは分かっていたわ。だから彼らを出してあげることにした。」
という語りから始まっている。

多分第2章から第3章の間に、スイスで時間抽出の実験に明け暮れていたことかと思います。
若干プレイヤー1とプレイヤー2の始めの語りに時間のずれがあるのがひっかかりますが。(プレイヤー1の語りだと、まだ人では実験していないが、プレイヤー2の語りでは既に人体実験をいくつかしている模様…)

生物が時計に入れられたらそこに閉じ込められ、生きるはずだった時間を持ち主に追加する仕組みだと思うのですが、レアケには盗んだ時間のことは言わなかったとクリア後に告げているので、確証はないけどレアケは時計の仕組みをなんとなく知っていたと思われます。アマリーから電話が来ても無視し続けていたことからかなりレアケはそのことに対して怒っていたようです。アマリーはそんな激おこのレアケに暇つぶしの相手として行方不明になっているKOL(白色のカラス)の代わりにメカKOLをプレゼントするというサイコパスっぷりを発揮します。
個人的には、時計の中に入った人達って自由に出せるの?という素朴な疑問がありますが。実際、プレイヤーは謎を解いてやっと脱出できたので…。

そして運命の3月13日(3月14日の新聞で昨日と言っているので)、レアケが失踪します。新聞に記載のあった10時半の目撃証言を後に12時に変更したのは、時計が作動するのが12時のはずだからいなくなったのは12時のはずだと気付いたからでしょうか。

プレイヤー1のクリア後に「レアケの時計をもう一度確認したけど、しっかり動いていたわ。」「ガラスのヒビが問題になるなんて、全く思ってもみなかったわ。」と言う呟きがあるので、レアケの失踪はアマリーにとって完全に誤算だったようです。初めにプレイヤー1でスタートすると手紙に「私の妹を見つけたら、私が会いたがっていると伝えてください。」とあるので、時間を盗むとともにあわよくば妹をプレイヤーに見つけさせたかったのかもしれません。

プレイヤー1でクリアすると、最後に「アマリーが彼女の人生に追加した時間:(プレイ時間)」と表示されます。まんまと時計に吸い込まれていた間(プレイしている間)の時間をアマリーに盗まれてしまったようです。

ちなみに、プレイヤー2でクリアすると、最後に「レアケが彼女の人生に追加したであろう時間:(プレイ時間)」と表示されます。
プレイヤーが時計に閉じ込められた時間がレアケに追加される…予定だったけれども、最後にアマリーに「ゲームをクリアしてしたのね。残念、集めた時間が無駄になってしまったのね。」と言われるので、プレイヤーの時間は無事だった(そもそもレアケが時間を使える状態ではない)と思われます。

 

クリア後のプレイヤー1の時計塔最上階。光っているのはプレイヤーの魂と思われる瓶が一つ。(数字はプレイ時間) 最上階に至るまで途中にあった瓶も空っぽなので、盗んだ時間は全てアマリーが使っている模様。
クリア後のプレイヤー2の時計塔最上階。全ての便の中身が光っている。(数字はプレイ時間) 最上階に至るまで途中にあった瓶もすべて中身が光っていたので、盗んだ時間をレアケは使えていないと推測される。

間違っている部分も多々あるかと思いますが、また他に気付きがあれば随時更新していきたいと思います。
周回プレイするのであれば攻略が便利なのでどうぞ。
※ネタバレしかないです。